6.抗菌薬使用モニタリングの方法と活用のコツ
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AUD(Antimicrobial Use Density)
WHOが推奨する抗菌薬使用量の集計法。「1日用量」「投与日数」「使用人数」の3つで構成される。
(特徴)
AUD値が変動した場合、どの要因によるものかを特定できない。DDDは成人の維持用量であるため小児の集計には不向きである。肝・腎機能低下例ではしばしば過小評価につながる。DDDはしばしば変更される。
DOT(Days of Therapy)
CDCが推奨する方法。「投与日数」「使用人数」の2つで構成される。
(特徴)
「1日用量」を加味しないので小児の使用量集計にも利用可能。各症例の投与データが必要であるため、集計が煩雑。
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