■散剤とは!?
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『散』とは、散剤、つまり粉薬を指します。散剤は、もとの薬に乳糖やデンプンを混ぜて薄めてあり、また薬によって混合するものの量が違っています。ex)ムコダイン散50%、アスベリン散10%に設定されている場合、ムコダイン散1g=ムコダイン0.5gアスベリン散0.4g=アスベリン0.04gとなり、ムコダイン散で処方されても、ムコダインで処方されても、2つの処方箋の意味は、全く同じということになります。処方箋をよく見て間違いないようにしなくてはなりません。かつて使われていた『倍散』という言葉は『希釈した倍数』を表したもので、例えば10倍に薄めると『10倍散』、100倍に薄めると『100倍散』という表現が ...