要諦は療養指導
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冒頭に大阪母子医療センターの惠谷ゆり先生より基調講演があったが、まさに「目から鱗」だった。
成長ホルモン治療患者の病態・診断・治療自体は比較的シンプル。
強いて言えば、GH分泌刺激試験の使用薬剤の特徴(副作用)がやや複雑という点ぐらいだ。
やはり、要諦は療養指導(在宅治療のサポート)となる。
診療報酬の後押しもあってのことだろう。
小児への対応としてプレパレーション(心の準備)やディストラクション(気を逸らす紛らす)、そしてステージ(成長発育段階および治療時期)に応じたサポートが重要であることが理解できた。
また、意外というか当然というか、成長には栄養(特に炭水化物)も極めて大切で ...