誤解1:後発品が存在すれば替えられる!?
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「先発品を後発品に変更するだけだろ?」
「何でこんな簡単なことができないんだ?」
そんな声も聞こえてきそうだが、話はそう単純ではない。
後発品が存在していても導入できないケースがあるからだ。
主な理由は次の三つ。
①先発品と後発品で適応が異なるため
②後発品の安定供給が保証されない(品薄)ため
③後発品の評価データが不足しているため
①に異を唱える者はまずいないだろう。
適応の違いを無視して後発品を採用すれば、「適応外使用」となる可能性が生じる訳だし、それを防止するためには全例疑義照会をしなくてはならなくなり現実的ではないからだ。
②も然り。安定供給は絶対に譲れない点だからだ ...