誤解1:後発品が存在すれば変えられる!?
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当院の全採用品目中に占める後発品の比率は、現時点で約16%。
一方、「後発品のある先発品」、つまり後発品が存在するにもかかわらず先発品のままにしている品目の比率は24%にも上る。
県内には(変えられるものは)ほぼ100%後発品に変えている施設もある訳だから、「推進」派の上層部からすれば、当院の後発品導入がスローモーに映るのも当然かもしれない。
「拙速は巧遅に勝る」(中国の兵法書「孫子」より)
当院があえて「拙速」を追求して来なかった理由は追々述べるとして、まず一つ目の誤解について。
後発品が存在していても導入できない場合があるからだ。
主な理由は次の三つ。
①先発品と後発品で適 ...