非定型肺炎 up to date
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教育講演7は非定型肺炎について。
前半はマイコプラズマ肺炎について。
ただ、大半は上気道炎・気管支炎であり肺炎は稀。
迅速抗原検査キット(リボテスト等)により診断は容易になった(PCRの感度には負けるが実臨床上の有用性は揺るがない)。
10/3には更に高感度のクイックチェイサーAuto Mycoが発売されたが、卓上の機器が必要となる。
注目したいのは、マクロライド耐性でも経過は遅いものの治癒するという点(重症化もしないし死亡率も高くならない)。
マクロライド耐性菌は肺外疾患・合併症が多いとする報告もあるが、成人では問題視する必要性は低いと考えられるし、CAMの最終的な有効性は依然と ...