A+B=Cという「原則」
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冒頭で紹介したFAQ「抗菌薬は何を使ったらいいですか?」。
実は、その回答の求め方は意外にシンプルです。
A+B=Cという方程式に当てはめるだけ
という「原則」があるからです。
まさに「病理学」と「微生物学」と「薬理学」の融合。
これは、「レジデントのための感染症診療マニュアル第3版」(青木眞著)の記載に基づいています。
治療対象となる臓器(A)とそこにいる微生物(B)の名前が決まれば、使用すべき抗菌薬(C)は臨床的な経験から決まっている。
乱暴な言い方をすればこういうことです。
「第1選択薬」を調べるだけ
調べた後は、A・B・Cの妥当性を納得いくまで「詰めて」い ...