注射用抗菌薬の用法用量を再考する- PK/PD理論に基づく新戦略-
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教育(ランチョン)セミナー10は、PK/PD理論の第一人者である森田邦彦先生の登場。
※「PK-PD」という表記は死語になっちゃったのかなぁ。
「定番」のお話以外で興味を引いたのが、TAZ/PIPCの溶解に関する話。
知らなかったが、看護師が最も溶けにくいと感じている抗菌薬がTAZ/PIPCとの事。
溶解液量5mL・振とう時間10秒では65%しか溶解しない(知らずに投与したら1/3ロスすることに)。
・10mL・10秒 ⇒ 88%
・20mL・10秒 ⇒ 100%
・15mL・20秒 ⇒ 100%
意外なところにピットフォールがあるものだと思った。
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