乱読、再読『ガラスの街』
投稿日:
再読、乱読、積読。「偶然以外何一つリアルなものはないのだ」仕事論、そして最後の一文。
ガラスの街 [ ポール・オースター ]価格:561円(税込、送料込)
僕みたいな乱読家にとって、本にまつわる問題は山のようにある。なかでも、本の整理という物理的な問題は避けがたく存在している。書き込み、線引き、端折りなど、なんでもありの僕の本には、古本としての価値もなく、それこそ山積みとなっている。
片づけが進まない理由、それは時間がないからではない。時間がないというセリフは、優先順位が低いという意味でしかない。そうではなく、手にとると開いてしまうからである。再読が始まる。もちろ ...