新規抗感染症薬の現状
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教育講演6はまたもや三鴨先生。
1.Fidaxomicin
経口CD感染症治療薬。吸収されず腸管内で殺菌・芽胞形成抑制効果を発揮。VCMに比べ再発率減少し安全性は同等。抗菌スペクトルは狭域で腸内細菌叢への影響少ない。抗菌薬中止困難なケースで期待。
2.CD抗体療法
ToxinB抗体がメインか。再発率73%減少。コスト高なのが問題。ワクチンも開発中。
3.インフルエンザワクチン
孵化鶏卵から細胞培養の時代へ。細胞培養の方が抗体価高い傾向。
4.AM-1977
キノロン系薬。GRNXと同等の抗好気性菌活性(ブドウ球菌・腸球菌にも)。嫌気性菌にも優れた抗菌活性。
5.Solithromyc ...