■味覚障害を起こす薬剤
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味覚障害を起こしやすい薬剤は、利尿剤・降圧剤・抗生物質・結核治療剤などで、複数の薬剤を長期間服用すると起こりやすいことが知らています。薬剤性の味覚障害の大部分はその薬剤の亜鉛キレート能によることがわかっており、血清の亜鉛値の低下を伴っています。≪味覚障害を起こす主な薬剤≫▽降圧剤・利尿剤カプトリル、ロサルタン、フロセミド、メチルドパなど▽抗生物質リンコマイシン、クラリスロマイシンなど▽結核治療剤エタンブトール、イソニアジド、パラアミノサリチル酸カルシウムなど▽血管拡張剤ニフェジピン、ジピリダモールなど▽高脂血症治療剤プラバスタチン、シンバスタチンなど▽骨粗鬆症治療剤イプリフラボンなど▽消炎鎮痛 ...